.


もう一つの真実・・・

歴史の断片(随時更新)


◉73年前・・・1945(昭和20年) 4月1日
アメリカ軍、沖縄本島に無血上陸、その兵力13万3000・・・

 沖縄本島にアメリカの上陸部隊が無血上陸したこの日、ルーズベルト大統領は、国務省の書簡に目を通しながらも、終始くつろいだ様子であった。

 去る2月のヤルタ会談では、ソ連の対日参戦を取り付け、しかも、ドイツ軍の降伏は目前に迫っていた。これで戦争を集結に持ち込めると・・・・。そして沖縄戦は、1ヶ月もあれば、勝利して終わるであろう、と楽観していた。

 沖縄に上陸した将兵たちも同じ気持であった。日本軍の反撃はまったくない。それよりも、今日は、復活祭の日曜日でエイプリルフールだ。若い兵士らは、陽気にジョークを飛ばしあい、沖縄の青い空を仰ぐゆとりがあった。

 一方、日本軍守備隊の司令官、牛島満中将は、首里城の地下壕司令部を出て、海を圧するアメリカ上陸部隊の状況を参謀らと、驚きをもって見守った。
 反撃することなく、沈黙の作戦が採られたのは、長期戦に持ち込み、来るべき本土決戦を1日でも遅らせることが、大本営からの至上命令であったからだ。つまり、サイパンや硫黄島と同じ捨て石作戦である。

 そのため、一般県民は義勇隊として、また、学徒動員令によって、女子生徒は「ひめゆり部隊」などの看護兵として、男子生徒は「鉄血勤皇隊」として動員され、兵士と同様の戦闘任務が課せられた。軍民一体の防戦が始まると、アメリカの早期勝利の望みは絶たれ、壮絶な血みどろの地上戦は、3ヶ月にも及ぶのである。

 その間、ひめゆり部隊や県民の集団自決、さらには、スパイ容疑や足手まといとされた県民を殺害する日本軍の犯罪的行為も相次いだのである。

< 欲しいが見つかる !! ポイント貯まる !! >
この日にはこんな出来事も・・・

◉79年前・・・1929(昭和4年) 4月1日
わが国初の国産ウイスキー発売。

 寿屋(現サントリー)の創業者、鳥井信治郎が、輸入品に代えて貴重な外貨を節約し、国益を守るべきとする経営ナショナリズムで、初の国産ウイスキー「サントリー白札」を生み出した。その広告コピーは「船来妄信の時代は去れり、醉はずや人、吾に国産至高の美酒、サントリーウイスキーはあり」

◉58年前・・・1960(昭和35年) 4月4日
初の天覧映画「ベンハー」公開

 この日の公開に先立ち、 去る30日、 テアトル東京における特別試写会では、主演のオスカー俳優、チャールトン・ヘストンが、昭和天皇と皇后をお出迎え。

 キリストの時代を背景とした史劇が、皇室史上初の天覧映画となったのである。しかも、アカデミー賞11部門独占という快挙もあり、異例の大ロングランロードショーとなって、これまでの興行記録を次々と塗り替えていった。

◀ステレオの産業史 TOP



当ホームページに掲載の画像及び文書の無断転載を禁じます。Copyright (C) 2018 ステレオの産業史 All Rights Reserved.