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もう一つの真実・・・

歴史の断片(随時更新)


72年前・・・1946(昭和21) 4月27日
日本に初の婦人警察官、
生みの親は元ニューヨーク市警のトップ。

  戦後日本の民主化は、GHQによって着実に進められていった。去る10日には、婦人の参政権が認められた初の総選挙で、39人の婦人議員が誕生。

 そして、この27日には、日本初の婦人警察官が誕生したのである。

 そのすべての計画と、指導に当ったのが、元ニューヨーク市警のトップ、ルイス・バレンタイン(63)と、現職のアメリカ警察官による6人のスタッフであった。

 一行が東京に着くと、将官クラス並に帝国ホテルが宿舎として与えられ、日本の内務省、警察庁などをくまなく視察し、勧告案をまとめながら、日本警察の改革に乗り出したのである。

 しかし、明治以来変わらぬ古色蒼然たる封建制度の壁は厚かった。というよりも、警察の幹部らは、のらりくらりでつかみどころがなく、言い逃れの策しか持たぬ朴念仁である。あそんな幹部らを相手に婦人警察官の制度を理解させ、納得させるには、困難を極めた。
 その間、バレンタインは、内務大臣の接待を受け、日本の伝統だという芸者から、米の酒の飲み方を教わり、少しでも日本を理解しようと務めた。

 この日の新任式に臨んだバレンタインは、日本語に訳した祝辞を62人全員に手渡し、次いで答辞が読み上げられ、君が代が斉唱された。ここに、戦後民主警察の一歩が踏み出したのである。

 さらに、バレンタインは、旧態の警察制度を改革しようと、新たな警察法の制定に漕ぎ着けたが、対日講和条約の施行から2年後の改正で、バレンタイン案の大半は破棄されるに至った。

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この日にはこんな出来事も・・・

◉29年前・・・1989(平成元年) 4月25日
経営の神様、と讃えられた松下幸之助、
94年の生涯に幕。

 昭和天皇の崩御で、平成となったこの年、戦後の復興に先鞭をつけた松下電器(パナソニック)の創業者、松下幸之助が94年の生涯に幕を閉じた。

 希代な経営の神様の訃報に、日本経済新聞社は異例の号外を発行し、NHKは放送予定の番組を急遽変更して、「松下幸之助さんを偲ぶ」の特番を流した。

 また、アメリカ大統領のジョージ・ブッシュをはじめ、各国政府首脳が弔意の声明を出して、偉大な経営者の死を悼んだのである。

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